令和1年式ダイハツ タント カスタムRSを乗ってみたインプレッションを紹介します。
軽自動車購入を検討されている方にお勧めできる車でした。

ダイハツ タントとは
タントはダイハツから発売されているハイトワゴン軽自動車。
OEMでSUBARUから「シフォン」としても販売されています。
主要諸元はこんな感じ。
グレード | カスタムRS |
型式 | ダイハツ 5BA-LA650S |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,755mm |
室内長 | 2,180mm |
室内幅 | 1,350mm |
室内高 | 1,370mm |
ホイールベース | 2,460mm |
車両重量 | 930kg |
最低地上高 | 150mm |
最小回転半径 | 4.7m |
排気量 | 658cc |
エンジン種類 | 直3 DOHCターボ |
最大出力 | 47kW(64ps)/6400rpm |
最大トルク | 100Nm(10.2kgm)/3600rpm |
トランスミッション | CVT |
燃料消費率 WLTCモード | 20.0km/L |
価格 | \1,875,500(税込み) |
ライバル車としてはスズキ スペーシア、ホンダ N-BOX、ニッサン ルークス、スバル シフォン。
年間販売台数実績(2021年)
ホンダ N-BOX | 188,940台 |
スズキ スペーシア | 128,881台 |
ダイハツ タント | 116,912台 |
ニッサン ルークス | 84,748台 |
スバル シフォン | 3,589台 |
N-BOXとスペーシアを追う形です。
ダイハツ タント カスタムRSの装備
今回乗車したタントカスタムRSはカスタムRSの名前どおり、カスタム仕様のハイスペック。
カスタムRSで通常とは気を引く装備はこちら。
・15インチ切削アルミホイール
・大型エアロバンパー&大型フロントグリル
・フルLEDヘッドランプ&フロントLEDイルミネーションランプ
・LEDフォグランプ&フォグランプガーニッシュ(メッキ)
・リヤリフレクターガーニッシュ
・本革巻ステアリングホイール
・メッキシフトベゼル付&オートエアコン
・本革巻インパネセンターシフト
・ドライブアシストイルミネーション
・TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
・マルチインフォメーションディスプレイ
・ファブリック×ソフトレザー調シート

カスタム系といえばエアロバリバリのやんちゃなイメージ強いです。
タントカスタムRSはほどよいカスタムで抑えられていて大人向けの印象。
若い方は物足りなさを感じるかもしれませんが、そこはオプションでアップグレードを。
タント カスタムRS 車内インプレッション
運転席、助手席
運転席に座った感じは広いの一言です。
シートポジションも調整範囲充分。
なんと540mmのシートスライドを実現!
頭の上、天井が高いのもゆったり感をさらに感じさせます。
フロントガラスも大きく視界良好。
助手席に座った娘も
「すごい広くって景色もいっぱい見られていい!」
と絶賛してました。
ステアリングホイールも本革巻きで高級感バツグン。
エアコンはもちろんフルオートです。

運転席、助手席でちょっと嬉しいのがドリンクホルダー。

エアコンの吹き出し口に設置されています。
これにより、常温になってしまったコーヒーが30分ほど走行するとHOTに復活します♪
(レビュー書いてるのは冬です)
収納スペースもたくさん用意されていますので
・ティッシュ
・ガレージのリモコンキー
・サングラス
なども置くところに困る事はありません。
ひとつ気になったのがルームミラーの高さです。
天井が高いのでしょうがないのかもしれませんが
ルームミラーを見るときの視線移動距離が大きかったです。
見上げる感じでした。
後部座席
後部座席に移動です。
前席がゆとりたっぷりだったので期待してませんでした。
しかし、見事に裏切られます。

膝の前、握りこぶしが3つくらい入ります。
膝も組めちゃうほど余裕あり。
本当に軽自動車なのか?
後席のシートスライドも240mmとなっており驚きです。
荷室
続いては荷室です。

荷室も広いです。
大き目のスーツケースは横向きにして1個くらい。
ミニバンと比較すると完敗ですが、
それでもコンパクトカーレベルならいい勝負できます。
ダイハツの売り、ミラクルオープンなど
このダイハツ タント カスタムRS。
とにかく運転席&助手席のドアが超解放できます。

ほぼ90度に開きます。
荷物を持って乗り込む時には大解放は嬉しいです。
また、助手席側はピラーがありません。
ダイハツではミラクルオープンという名称でひとつの売りになってます。

超解放感!
ただ、これによって助手席のシートベルトの取り付け位置がシートに移動されています。
最初に助手席に乗った人は
「あれ?シートベルト、どこ?」
と探しちゃいます。
タントの乗り降りでの便利
ウェルカムオープン
降車時に予約しておけば車に近づくだけでスライドドアが自動で開いてくれます。
小さな子供さんを抱っこしていてもウェルカムオープン。
そのままチャイルドシートに乗せてあげられます。
タッチ&ゴーロック機能
スライドドアが閉まりきる前に
「タッチ&ゴーロック機能」
でドアロック予約すればスライドドアが閉まり切る前に車を離れられます。
雨が降ってる時にスライドドアが閉まるのを待ってる必要もありません。
タント 走行性能インプレッション
カスタムRSはターボが搭載されています。
しかし、ターボが主張しすぎる事なく自然な感じで力強い加速。
軽自動車とは思えない加速感があり、男の子でも不満ない走り。
足回りもしっかりしていてコーナーでのロールも少なく好印象。
タントでワインディングをぐいぐい走る人はいないかと思いますがそれもこなせそう。
「より低く、より軽く」を目標に設計された結果です。
しかもターボによる出力向上により、エンジン回転数が抑えられ静粛性が高まっています。
高速道路への合流ではパワーモードを使うのがおすすめ。
楽に合流できます。
よく走り、よく止まる。
軽自動車はどこまで進化するのかと驚くばかり。
毎日乗っていたのは片道40分、20km程度の通勤。
エンジンを切ると燃費が表示されます。
それによると燃費は17~18km/L程度。
使用条件はヒーターは24.5℃設定でエアコンはOFF。
タイヤはスタッドレスタイヤ。
私の走りは結構イケイケです(^_-)-☆
この燃費はトータルで80kgの軽量化を実現したとされるDNGAと称する新骨格のたまものですね。
田舎ですので信号待ち少な目、渋滞はほぼありません。
片道20kmのうち、信号は19個(点滅、感応式含む)。
田舎っぷりがわかってもらえると思います。
市街地だともう少し悪くなるかな。
こうなったら見積もりとってみよう!気になる納期と値引きも確認!
タントカスタムRS気に入ったので見積もり取ってみました。
仕様はこちら。
メーカー | ダイハツ |
車名 | タントカスタム |
グレード | カスタムRS スタイルセレクション |
駆動方式 | CVT:2WD |
カラー | ブライトシルバーメタリック |
オプションはこちら。
- 9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ
- ETC(ビルトインモデル)+セットアップ料
- カーペットマット
- ワイドバイザー
- ドライブレコーダー前後
- ブラインドスポットモニター
- ワンダフルパスポート(36か月の整備、車検費用)
ここに諸経費を含めて、2,350,522円。
2022年3月5日の最新交渉結果です。
値引きは
「すいません、5万円ちょっとくらいしかできそうもないです。」
との回答でした。
ちなみに納期は2022年3月の注文で2~2.5か月待ち。
ロッキーハイブリッドは6~7か月待ちとの事でしたので、まだ早い方。
値引きに関しては納期がかかる事での強気の販売戦略という事ですね。
過去のデータを見ると15万円以上も可能だったけど、厳しいです。
ダイハツ タント 買いますか?
「ダイハツ タントを買いますか?」
と聞かれると私の答えは「買います!」の即決です。
性能、装備には満足していますので「買います」 判定。
低価格帯のコンパクトカーとの競合になります。
やはり、税制の差で軽自動車に分があるとの判断。
また、タントカスタムRSをはじめとする軽自動車のハイグレードは
装備面も低価格帯のコンパクトカーをはるかにしのぐもの。
コンパクトカー購入検討、軽自動車も比較候補に入れてみよう
で、コンパクトカーと軽自動車の比較してますので一読下さい。
私の次の買い替え時期までにさらに改良がすすめばいいな♪
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