
新入社員の教育係をまかせられちゃったよ

大変だね。
最初の教育で俗にいう「ぽんこつ社員」になるかならないか決まってくるよ

うわ、さらにプレッシャーかけられた!(笑)
新入社員の育成、教育
新入社員の育成、教育の方法を紹介します。
例として製造業で生産技術所属として書きます。
基本ルール
質問するのに抵抗を感じる人が多いです。
✔わからない事
✔その仕事の目的は何なのか
✔それをすることでどうなるのか
など、質問は遠慮せずにするように指導しましょう。
朝に依頼した仕事の進捗確認を昼前にしたら
「なにからやっていいのかわかりません」
と全く進んでいなかった事がありました。
こちらから声をかけられるのを待ってたらしい。
質問するのが苦手な人ってそんなもんです。
固定電話の着信を取ってみよう
携帯電話の普及によって固定電話への免疫が少ないようです。
まずは部署内に設置されている固定電話を取ることから。
その理由は
✔電話の応対マナーを身に着ける
✔部署内の顔と名前を一致させる
✔取引先企業を覚える
✔怪しい電話の見分け方を学ぶ
です。
最初は
・しどろもどろ
・電話の転送の仕方がわからない
・部署内のメンバーの顔と名前が一致しない
など苦労すると思いますが、2日もやれば慣れます。
現場をまわろう
担当するであろう現場を回ります。
工場内全てを紹介したくなります。
しかし、やめたほうがいいです。
詰め込みすぎになって結局覚えられません。
現場の監督者を20~30人、一気に紹介されても覚えるのは無理です。
担当してもらう現場だけに絞りましょう。
監督者さんと世間話、無駄話に花を咲かせるのも無駄にはなりません。
工場全体の工場案内は一通り教育が終わった頃にやってあげるのがベストです。
危険予知を徹底しよう
現場には危険がいっぱいです。
特に生産技術や保全部門は非定常作業ばかり。
作業する前には
✔回転するもの
✔運動するもの
✔電源、エアーなど駆動源の停止
✔保護具の着用
✔他に危険個所はないか
のチェックを徹底させましょう。
怪我すると、痛い&評価が下がるなどいいことないです。
基本的な工具、備品、機械を覚えよう
作業に使用する
✔工具
✔備品
✔機械
✔部品名
を覚えましょう。
「モンキー取って」と言われて
モンキーが何かわからずおろおろ
って事、あるあるですね。
実作業は他部署や業者さんにお願いする場合でも、
実際に自分で作業してみるのも大事な経験です。
作業前の状態をしっかり確認してから作業に入ろう
この部品を交換だ!
ってなった時にいきなりばらし始める事がないように。
✔スマホで現状の写真撮影
✔各部取り付け寸法の確認
✔作業スペースの確保
✔同時交換すべき部品の準備
などができてから作業開始です。
「ばらしたけど元に戻せません」
って助け求められてもこっちも泣いちゃう((+_+))
ぽんこつ社員の一例ですが

油圧プレスから油漏れしてたからばらしました。
交換するパッキンありますか?

そんなん注文せんと在庫ないよ。
っていうか確認しないでばらしたの?

すいません。
もとに戻します。
って事がありました。
新入社員でもないんですけどね(笑)
ぽんこつ社員を作らないために
ぽんこつ社員を作らないためには
一番最初に書いた基本ルールの
✔その仕事の目的は何なのか
✔それをすることでどうなるのか
をしっかり理解するクセをつける事です。
それができてないと
・言われた事を言われた通りにしかできない
・指示してくれる人がいないと固まっちゃう
・臨機応変に対応できない
そうです。
ぽんこつ社員の完成です。
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