【徹底研究】なぜ夏は暑くて冬はさむい? - アラフィフ生産技術の日常

【徹底研究】なぜ夏は暑くて冬はさむい?

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【徹底研究】なぜ夏は暑くて冬はさむい?

毎年かならず春→夏→秋→冬と繰り返されます。
年によって短かったり長かったりしますが、
この順番は決まっています。
なぜ夏は暑くて冬はさむいのか調査してみました。

原因は自転軸と公転軸の傾きにあり!

地球は太陽のまわりを1年かけて1周します。
これが公転です。
このときの地球の通り道を黄道といいます。
黄道の軸となるのが公転軸。

地球は太陽のまわりを1年かけてまわりながら
地球自体も回転します。
これが自転です。
自転するときの中心軸を自転軸といいます。

自転軸は公転軸に対して23.4度傾いており、
これが季節がある原因なんです。

ちなみに地球もまわりをまわっている月。
月の通り道を白道といい、
黄道に対して5度の傾きがあります。

【徹底研究】なぜ夏は暑くて冬はさむい?
黄道と白道

なぜ夏は暑くて冬はさむい?

日本を例として解説します。
太陽は東からのぼり、南側に傾いたルートをとおって西に沈みます。
太陽が真南になった状態を南中といい
太陽が最も高い位置になります。
南中した太陽までの角度が南中高度で季節を決定づけるポイント。

真東から真西へと進むのが年に2回。
秋分の日(9月23日ごろ)と春分の日(3月20日ごろ)です。

夏は南中する太陽の位置が高く、
冬は逆に低くなります。

最も太陽の位置が高くなるのは夏至(6月21日ごろ)で
南中高度は約78.4度。
逆に低くなるのは冬至(12月21日ごろ)で
南中高度は約31.6度。

太陽が地面をあたためる時により垂直に近い角度のほうが効率的。
ドライヤーの熱風を角度を変えて試してみるとわかりやすいです。
同じ面積を同じ太陽パワーであたためた時の効果は
夏至で約98%、冬至で約52%。
夏至がもっとも効果的に地面をあたためているんですね。

夏至が一番暑くて冬至が一番寒いの?

【徹底研究】なぜ夏は暑くて冬はさむい?

暦の上で一番暑いとされるのが大暑で夏至の約30日後。
実際は8月上旬が一番暑いです。

なぜ太陽パワーMAXの夏至が最も暑い日ではないのか?
それまでにため込んだ分が影響を与えるからです。
地面や海水は温度変化がゆっくり。
地面や海水の温度+太陽パワーの総計で気温が決まります。
同じことが冬にもいえますね。

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