2000年ごろは100円/リットルだったガソリン。
この記事を書いている時点で182.5円/リットル。←全国平均
ガソリンの支出をおさえるため、燃費をよくする方法を紹介します。
燃費とは
1リットルのガソリンで走れる距離
を燃費といいます。
かんたんな計算方法は「満タン法」。
1.ガソリンを満タンまで給油
2.走行距離計をリセット
3.次回の給油も満タンまで給油。
4.表示されている走行距離÷給油した量
で計算できます。
単位は「km/リットル」。
数字が大きくなるほど燃費がよいことを表します。
最近の車は平均燃費や瞬間燃費を表示してくれますね。
燃費をよくする簡単な方法
アクセル操作はゆっくりと。急加速は厳禁。
アクセル操作はゆっくりと行います。
いっぱん的に「ふんわりアクセル」と言います。
この表現、よく使われますが非常にわかりづらい。
信号待ちからの発進でぜんぜん加速しない車がいます。
「ふんわりアクセル」を極端に実践しているパターンです。
煽り運転をされるなどトラブルにつながりますよ。
どのくらいのアクセル操作が適正かというと
停止状態から時速20kmまでを5秒かけるくらいです。
車間距離をひろくする
車間距離をひろめにするのもおすすめです。
なぜ燃費がよくなるかというと
前の車が減速したときに早めにアクセルをオフにできるからです。
車間距離が狭いと前の車がブレーキをかけたら
同じタイミングでブレーキをかけることになります。
信号が赤に変わるのがわかったときも同じ。
アクセルをオフにして惰性で走ればいいんですね。
燃費をよくするためには「アクセルを踏んでいる時間を短くする」のが大事です。
早めにアクセルをオフにする走り方をすると
平均で燃費が2%よくなるといわれています。

高速道路も飛ばさない
高速道路は一部では時速120kmまで。
一般的には時速100km(大型車両などを除く)。
アクセルは踏めば踏んだだけ燃費が悪くなります。
「時速120kmまでOKだから」
飛ばしすぎると燃費がどんどん悪くなります。
瞬間燃費を表示できる車の場合、
これを見ながら走るとよくわかりますよ。
アイドリングでの待ち時間を減らす
駅で車を止めて人を待つ
こんなシチュエーション、よくありますよね。
エンジンをかけたままにしていませんか?
アイドリングでも15分間で200ccのガソリンを消費します。
冷暖房が必要なとき以外はエンジンを切りましょう。
ちなみに信号待ちでのアイドリング。
これは止めない方がいいです。
バッテリーへの負担が大きいです。
アイドリングストップ機能もオフにすることをおすすめします。
よぶんな荷物を積まない
ゴルフバッグを車に積みっぱなしにしている
という人も多いですね。
10kgの荷物を積んでいると燃費が0.4%悪くなります。
不必要なものは車から降ろしましょう。
走行距離が少ない人は
「ガソリンを満タンにしない」
という方法も効果的です。
ガソリンは10Lで7.5kgあります。
これも荷物と同じですね。

タイヤの空気圧をチェックする
タイヤの空気圧も燃費に大きく影響します。
空気圧が適正値から10%低下すると燃費は1.5%悪化します。
タイヤの空気圧はどんどん低下するんです。
ガソリンスタンドで無料でチェック、充填できるので
1か月に1回のペースで確認することをおすすめします。
エアコンのスイッチ、暖房時はオフにする
エアコンのスイッチをオンのままにしていませんか?
オンになっていると「コンプレッサー」という機械を動かします。
これで燃費が悪くなるんです。
エアコンを使用することで12%燃費が悪くなります。
冷房、窓の曇り止めをしたいとき以外は
エアコンのスイッチはオフにしましょう。
車屋さんにお願いしよう
自分でやるのはたいへんだけど効果がある方法を紹介します。
エアクリーナーをメンテナンス
エンジンはガソリンと空気(酸素)を混ぜたものを爆発させて動きます。
きれいな空気を取り入れるため「エアクリーナー」という
フィルターで空気の汚れを取り除きます。
当然、だんだん汚れて目詰まりしてくるんです。
必要な空気量が10なのに、8しか入って来ない。
という事になります。
エンジンの出力低下、燃費の悪化といいことなし。
エアクリーナーを掃除、交換することでこれを防げます。
交換の目安は50,000km走行くらい。
掃除はエアブローという作業(圧縮空気を吹き付けるだけ)でOK。
オイル交換のついでにお願いしましょう。

エンジンオイルの粘度を変更する
エンジンオイルの粘度を変えるのも有効です。
15W-40とか書かれています。
この数字の意味はこちら。
15: 低温時の粘度
40: 高温時の粘度
数字が大きいほど粘度が高い(ドロドロしてる)ことになります。
15W-40から0W-20に変更すると燃費が1%向上します。
この方法は夏にはおすすめしません。
冬は粘度が低いものに変更してもOK。
交換するときは整備士さんなどに相談してくださいね。
エコタイヤに交換する
✔ タイヤが減ってきた
✔ タイヤがひび割れてきた
など、タイヤを交換するならエコタイヤがおすすめです。
エコタイヤの効果、シミュレーションはこちらで詳しく説明してます。
【徹底検証】エコタイヤのコストメリットは?経費比較してみた
まとめ
ガソリンが高い!燃費をよくする簡単な方法 おすすめ10選
を紹介しました。
「安いガソリンスタンドを利用するために遠くまで行く」
はおすすめしません。
そのために使うガソリン代とあなたの時間がもったいないです。
下記の条件で計算すると、120円安くなりますが
そのために20分使っています。
時給にして360円にしかなりません。
その20分、好きな事に使いましょう(^^)/
往復 | 10km |
所要時間 | 20分 |
給油量 | 40L |
近くのスタンド | 165円/L |
遠くのスタンド | 160円/L |
車の燃費 | 20km/L |
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アラフィフ生産技術の日常
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