クロスバイク、ロードバイク フレンチバルブへの空気の入れ方 アラフィフ生産技術の日常

クロスバイク、ロードバイク フレンチバルブへの空気の入れ方

クロスバイク、ロードバイク フレンチバルブへの空気の入れ方 メンテナンス
クロスバイク、ロードバイク フレンチバルブへの空気の入れ方

✔あこがれのクロスバイクやロードバイクを買ってみたらバルブの形が見たことないやつ!
✔持ってる空気入れじゃ空気入れられないよ!
✔空気入れ買ったけど、空気の入れ方わからない!
ってなってる方、安心して下さい。
全てを解説いたします。

バルブの種類

自転車、オートバイ、車などの空気を入れるところ、バルブには種類があります。
英式、米式、仏式の3種類です。

クロスバイク、ロードバイク フレンチバルブへの空気の入れ方 バルブの種類 英式/米式/仏式
バルブの種類

通常のママチャリや自動車、バイクは英式、米式を採用しています。
普通の家庭で置かれている空気入れは英式、米式に対応。
ホームセンターなどで売られている空気入れもそう。

ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツサイクルには仏式、フレンチバルブがほとんどです。

なぜクロスバイクやロードバイクはフレンチバルブ?

なぜクロスバイクやロードバイクで仏式(フレンチバルブ)が採用しているのか?
その理由は
✔軽い
✔細い
✔高圧に対応
によります。

①軽いので車体の軽量化に貢献。
②細いので回転する時の空気抵抗が少ない。
③バルブの構造上、高圧に対応しており、空気圧を高く設定できる。
 空気圧を高くすればタイヤと路面との設置面積が少なくなり抵抗が少ない。

すべては速く、快適に走行するために仏式(フレンチバルブ)が採用されています。

仏式、フレンチバルブの構造

仏式(フレンチバルブ)の外観はこのようになってます。

クロスバイク、ロードバイク フレンチバルブへの空気の入れ方 仏式(フレンチバルブ)外観
仏式(フレンチバルブ)外観

中身を知れば仏式(フレンチバルブ)の空気の入れ方がわかります。
下手くそな絵ですいません。
空気を入れる時は小ねじをゆるめます。
絵は小ねじをゆるめた状態。

クロスバイク、ロードバイク フレンチバルブへの空気の入れ方 仏式(フレンチバルブ)の構造
仏式(フレンチバルブ)の構造

バルブから空気が漏れないようにしているのはパッキンの部分。
下から空気圧がかかり、パッキンをバルブ本体に押し付けてます。
タイヤ内の空気圧を利用してさらにシール性を高めています。

空気を入れるときは上から高圧をかけてやるとパッキンバルブコア軸が下に押されて空気が入りま
す。
空気が入らない時はパッキンが座面に固着している場合があります。
その場合はコア軸を数回押して「プシュ」っとしてやれば大丈夫です。

逆に空気を抜く方法は小ねじをゆるめたままでバルブコア軸を押します。

空気を入れ終わったら最後に小ねじを軽く締めて終了です。

仏式、フレンチバルブへの空気の入れ方

空気を入れる時に必要なのはもちろん空気入れ。
仏式(フレンチバルブ)にはそれに対応した空気入れが必要です。

私が購入したのはこちら。

ワンタッチ着脱ってところに惹かれました。
取り付けの動画。

空気入れ取り付け

取り外しはこんな感じ。

取り外し動画

もちろん空気圧のメーターもついてるので空気を入れながら圧力チェックも可能。

クロスバイク、ロードバイク フレンチバルブへの空気の入れ方 圧力計付き
圧力計付き

空気を入れすぎた時の放出用ボタンもついてるので至れり尽くせり。

アドバイス頂きました。
HIRAMEのポンプヘッドもいいよ!
一生モノだよ!
との事。
モッパーの日記で紹介されてます。

先ほども書きましたが空気を入れる時は小ねじをゆるめてから空気入れをとりつけます。
赤丸のところですね。

クロスバイク、ロードバイク フレンチバルブへの空気の入れ方 ゆるめるところ
ゆるめるとこ

先ほども少し書きましたが、もし
「ゆるめてるのに注入できない!」
ってなったら、先っちょのコア軸の部分を数回押してください。
パッキンが本体に貼りついてしまってるのが原因です。
指で強制的に動かしてやると解消できます。

ゆるめるのは工具不要で指で簡単にゆるみます。
エアー充填終わったら締め忘れないように注意。
締めるのも指でキュッと締めてやればOK。
仏式バルブのエアの入れ方は米式、英式とはちょっと違いますね。

空気圧はどうすればいいの?

空気圧はタイヤのサイドウォールにかかれています。
私のジャイアント エスケープ RX3の新車装着タイヤには
120PSI 8.5BAR 850KPA
と書かれてました。
最大値のみ記載されているパターンです。
この場合、下限値はx0.7倍程度で管理して下さい。
私の自転車なら5.95BARになります。
タイヤによっては設定範囲が書かれている場合もあり。

空気圧はタイヤによって異なります。

一般的に空気圧はタイヤの太さによって下のような傾向にあります。

太いタイヤ低い空気圧
細いタイヤ高い空気圧
空気圧設定

空気圧による傾向は

メリットデメリット
空気圧を高くする設置抵抗が減る乗り心地が悪くなる
タイヤが跳ねやすい
グリップが低くなる
パンクしやすくなる
空気圧を低くする乗り心地がいい
グリップがいい
設置抵抗が増える
パンクしやすくなる
空気圧による傾向

また、体重や状況によっても空気圧を調整するのがいいと。
体重が軽い人は低めにしたり。
自転車やタイヤによって好みの空気圧を見つけるのも自転車の楽しみ方のひとつですね。
もちろん、メーカー推奨の調整範囲内を基本としてください。

わたしは師匠からのアドバイスにより、6BARに設定して走っています。
自転車に慣れてから徐々に上げていきなさいとの事。
初心者は低めの空気圧からスタートするのがおすすめだそうです。

試しに7BARに変更して走ってみました。
路面からの突き上げは増えました。
しかし、抵抗が減ったため、漕いだら漕いだだけ前に進む感じに。
スピードを求めるスプリントレースでは空気圧は高めの設定にすると効果が見込めます。

空気圧をチェックする頻度

空気圧をチェックする頻度は乗る頻度によっても異なります。
毎日乗る方は4~5日に1回程度。
週末だけ乗る方は乗る前に忘れずに。

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