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アルミと鉄は溶接できない!
アルミと鉄の溶接。
いろいろ研究されてますが、非常に難しい。
手軽に可能になれば技術革命です。
なんでアルミと鉄の溶接が難しいの?
溶接
書いて字のごとく、溶かして接合する事。
アルミと鉄の溶接が難しいいちばんのポイントは
それぞれの融点(溶ける温度)の違いです。
アルミが約600℃、鉄が約1500℃と大きな違い。
鉄が溶けるところまで温度を上げると
アルミはもう形が無くなってます。
異種金属の溶接は難しいんです。
じゃあ、接着剤で接合しよう
サンプルケース
アルミと鉄の接着剤接合のサンプルケースです。
イマオのリトラクトクランプ。
クランプ力が2400Nと強力なのが特徴。
使い方としては黄色矢印のクランプレバーを締めこむ。
赤丸の部分にクランプレバーの先端が当たる事でクランプ力を発揮。
弱点としては赤丸の部分、凹んでいます。
新品はフラットです。
本体がアルミ、締めこんでいくクランプレバーが鉄。
もちろん、アルミが柔らかいので本体が減っていきます。
耐久性が低い+価格が約15,000円と高価。
これを延命しようというのが今回のプロジェクト。
鉄の板を接着剤で接合です。
瞬間接着剤で挑戦
最初は手元にあった瞬間接着剤でお試し。
クランプレバー締めこんでいったら簡単に剥がれました((+_+))
一瞬で撃沈です。
3M メタルグリップ
もっと強力な接着剤ないか?
調査により見つけました。
3Mのメタルグリップです。
2液混合して使用します。
✔同量を押し出す
✔均一に混合する
これを実現するガンとノズルも購入。
参考価格は
ガン | \11,500 |
メタルグリップ(接着剤) | \1,890 |
ミキシングノズル | \190 |
購入する商社さんによって値段違うと思います。
あくまで参考で。
ミキシングノズルだけは使い捨て。
メタルグリップは要冷蔵(5度以下)にて保存の必要あり。
3M メタルグリップで貼り付けてみた
ガンのグリップを握るだけ。
ミキシングノズルで混合された接着剤が出てきます。
今回はほんの少量で十分。
クランプ側に塗って鉄の板を貼り付け。
接着剤が柔らかいので傾けて置いておくと鉄の板がずれそうです。
施工後、3分くらいで鉄の板を指で触っても動かなくなりました。
カタログによると15分で使用強度に達するとの事。
100%の実力が見たかったので1晩放置しました。
メタルグリップの接合力の結果は?
メタルグリップの接合力はいかほどか?
クランプレバーをぐいぐいと締めこみました。
鉄の板はびくともせず。
完全に接着されていました。
これで15,000円のクランプが延命できました。
鉄の板がどれくらいもつのかにもよりますが、
また改善提案で表彰してもらえそうです♪
このメタルグリップを使えば
✔異種金属
✔もともと溶接できない材質
も接合する事が可能です。
ほかにもいろいろ書いてます
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