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Excelで複数のシートをまたいで参照する計算式をオートフィルでコピーする方法を紹介します。
シート名とセル指定をオートフィルで変更する
ふつうにオートフィルすると・・・
シート名とセル指定をオートフィルで変更するためにはINDIRECT関数を使います。
サンプルファイルはこちら。
各日の販売個数を月ごとにシート名をかえて保存しています。
※２行目が日付で途中は非表示にしています。
集計用の表はこちら。
B3のセルに入力したのは
='1月'!AG3これをオートフィルで下方向にコピーしました。
１月は問題なくできてますね。
２月～３月もオートフィルでコピーした結果はこちら。
シート名は２月に変わってくれません。
オートフィルでコピーしたい ← INDIRECT関数です
オートフィルを使ってコピーするにはINDIRECT関数を使うとかんたんです。
２行目にはシート名（月）を入力します。
B3のセルに入力するのはこちら。
=INDIRECT(B$2&“!AG”&ROW())
| B$2 | B2に入力してあるシート名を参照 |
| “!AG” | 合計が入力してあるAG列を指定 「!」はB$2で指定したものがシート名と示すもの |
| ROW() | INDIRECT関数を入力した行番号 |
これらを繋いでいる「＆」は文字列の結合するものです。
オートフィルでコピーしてみる
B3のセルをオートフィルで行方向（下方向）にコピーします。
行方向はROW（）で計算してくれます。
続いて列方向（右方向）にコピー。
２月、３月もオートフィルだけで参照できました♪
行が違う場合は？
行番号が各月と集計のシートで違う場合はどうするの？
ROW()関数のところを計算式にすればOKです。
下の例では「-7」していますね。
まとめ
「【Excel オートフィル】計算式のシート名とセル指定をコピーで」を紹介しました。
Excelをうまく使って効率的に仕事しましょうね(^_-)-☆
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