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ビジネスシーンでは、上司や取引先と同席する機会が多くあります。その際、どこに座るのが適切か迷ってしまうことはありませんか?上座・下座のルールを知っておくことで、スマートな対応ができ、相手に良い印象を与えることができます。今回は 応接室での座席位置 と 車の乗車位置(国内・海外) について解説します。
1. 応接室での座席位置
応接室では 出入口から最も遠い席 が上座とされ、逆に 出入口に最も近い席 が下座です。
基本ルール
- 上座:来客が座るべき席(出入口から遠い、景色が良い、広いスペースがある場所)
- 下座:ホスト側が座る席(出入口に近く、すぐに案内や対応ができる場所)
応接室の席順の例
✅ ソファセットの場合
- 3人掛けのソファがある場合、その中央が最も格式の高い上座
- 次に、3人掛けのソファの両端(中央よりやや格下)
- 一人用の椅子は下座になりやすい
✅ 会議室のテーブルの場合
- 出入口から最も遠い席 が上座
- 出入口に最も近い席 が下座(ホストや部下が座る)
💡ポイント
来客を案内する際は、自然に上座へ誘導するようにしましょう。自分が先に座ってしまうのではなく、相手に「こちらへどうぞ」と促すのがスマートです。
2. 車の乗車位置(国内・海外)
車に乗る際も、上座・下座のルールが存在します。基本的に、 運転手の後ろの席(後部座席の右側) が最も上座となります。
国内の車内の席順(左側通行・右ハンドル)
🚗 一般的な車(運転手付き)の場合
- 上座(最も格式が高い席) → 後部座席の右側(運転手の後ろ)
- 次点の席 → 後部座席の左側(助手席の後ろ)
- 下座(最も低い席) → 助手席(ホストや部下が座る)
🚙 タクシーの場合(左側通行・右ハンドル)
タクシーでは、後部座席の奥(運転手の後ろ)が上座 となります。乗る順番は、 目上の人を先に乗せ、後から下座の人が乗る のが基本です。
3. 海外出張時(右側通行・左ハンドル)のタクシーの席順
海外、特に欧米諸国では 右側通行・左ハンドル の車が一般的です。日本と違い、運転手の後ろは後部座席の左側 になります。そのため、タクシーに乗る際の上座も異なります。
🚕 海外のタクシー(右側通行・左ハンドル)の場合
- 上座(最も格式が高い席) → 後部座席の左側(運転手の後ろ)
- 次点の席 → 後部座席の右側(助手席の後ろ)
- 下座(最も低い席) → 助手席(ホストや部下が座る)
💡ポイント
- 日本の感覚で「右後ろ=上座」と考えると誤るので注意
- 海外では助手席に乗ることを避けるのがマナー(特にビジネスシーンでは)
- タクシーに乗る際も、目上の人を先に乗せることを忘れずに
まとめ
✅ 応接室の上座ルール
- 出入口から 最も遠い席 が上座
- 出入口に 最も近い席 が下座
✅ 車の上座ルール(日本・海外)
🚗 日本(左側通行・右ハンドル)
- 上座 → 後部座席の右側(運転手の後ろ)
- 下座 → 助手席
🚕 海外(右側通行・左ハンドル)
- 上座 → 後部座席の左側(運転手の後ろ)
- 下座 → 助手席
ビジネスの場での上座・下座のルールを理解しておけば、海外出張時にもスマートに対応できます。相手への気遣いを大切にしながら、適切な座席に座るよう心がけましょう!
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アラフィフ生産技術の日常
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