熱を使う設備の省エネルギー化には断熱材を巻け! アラフィフ生産技術の日常

熱を使う設備の省エネルギー化には断熱材を巻け!

熱を使う設備の省エネルギー化には断熱材を巻け! 省エネ
熱を使う設備の省エネルギー化には断熱材を巻け!

加熱する設備の場合、電気式/ガス式などを問わず
エネルギー消費量が大きいですね

省エネルギー化を目的として、
設備や配管を断熱するジャケットも販売されています

ボンベ用ですが、こちら(↓)のようなものですね


これらの商品のメリットはマジックテープなどで
着脱が楽ちん&断熱性能が高いこと

デメリットは価格が高いんですね

「省エネルギー化のためならコストはかかって当然だ!」
という工場であればよいのですが・・・

それ以外に「遮熱塗料を塗る」という方法もありますが、
これも価格が高いです

遮熱塗料の種類や業者、施工箇所にもよりますが、
3000円/㎡ほど必要です

この単価は大きい面積を塗った場合なので、
ちょっとだけ塗ってもらうと割高になりますよ

業者さんも作業時間以外に移動時間なども必要ですからね

商社の方からおすすめされるアイデアはやはりコストがかかる!

違う方法はないかなぁと・・・・、

そこでひらめきました

頻繁に着脱しないところは切って使える
ロール状の断熱材を巻きつければいいじゃん!

たとえばこんな商品

「断熱材 ロール」
「断熱材 貼り付け」
「断熱材 配管」
などで検索すればいろいろ出てきますね

実際に施工した写真はお見せ出来ず申し訳ないですが、

✅分解することがない箇所にはシールで貼り付けられるもの
✅整備時には取り外したいが、頻度が少ないところは巻き付け&ワイヤーで縛る
✅頻繁に分解するところは上から被せるだけ

のように取付方法を変えて設置しました

電力炉では7%の電力削減、射出成型機では
5%の電力削減効果がありました
これらの設備はもともとの消費電力が大きいので
数%とはいえ、効果金額も大きくなります

しかも使った費用は電力炉が10万円、射出成型機が2万円ほど
なので償却期間なんてないに等しいくらい

その他にも温水槽やボイラーなどにも応用できます

とくに高温になる箇所には断熱材を取り付けることで
火傷の未然防止にもなりますね

かんたんに省エネルギー化ができる
断熱材巻き付け方法をおすすめしました

ぜひ活用していただき事例として写真送って頂ければ
こちらで紹介させていただきます♪

最後までみていただいてありがとうございます
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