「自宅の塀が古くなってボロボロ…でも外構業者に頼むと高いし、自分でなんとかできないかな?」
そんな方に向けて、この記事では 木製フェンスを人工木材でDIYリフォームした体験談 を紹介します。
道具や材料の選び方から作業のコツまで、実体験ベースで解説しますので、初めての方でもきっと参考になるはずです。
木製フェンスの劣化とDIY決意のきっかけ
うちの塀は、今から15年以上前に木材で施工したものでした。
定期的にペンキを塗り直してメンテナンスしていたものの、木材特有の劣化は避けられず、年々ボロボロに。

台風が来るたびに一部が吹き飛び、ホームセンターで材料を買って補修する…そんなことを何度も繰り返していました。

さすがに「もう全交換しないと無理だな」と感じ、今回は思い切って塀をDIYで作り直すことに決めました。
素材選び:木製かアルミか?人工木材という選択肢
まず悩んだのが素材選び。
「また木製にするか、アルミに変えるか…」と検討を重ねた結果、楽天市場で見つけた人工木材(樹脂木)を採用しました。
人工木材は
- 腐らない・色あせしにくい
- 木のようにビス止めや切断ができる
- メンテナンスがほぼ不要
という優れモノ。しかも見た目も本物の木に近く、DIYにもぴったりです。
ただし1枚あたりの長さが1800mmしかなかったのが難点。
しかし、そこは「知恵と工夫でなんとかなる!」と意を決して発注しました。
ちょうどクーポンが使えて、さらにポイント3倍でお得感も満載でした。
使用工具と準備:インパクトドライバーが大活躍!
注文から2日後、材料が届いたので早速作業開始。
今回もっとも活躍した工具はインパクトドライバーです。
打撃を加えながら締め付けができるのでめっちゃパワフル&楽ちん♪
これがないと解体も組み立ても不可能といっていいほど。
もしこれからDIYでフェンスを作るなら、バッテリー2個持ちをおすすめします。
充電待ちがなく、作業が止まらずスムーズに進みます。
解体時のトラブル:蜂との遭遇とオニヤンマ効果
古いフェンスを解体していると、隙間にハチの巣を発見…。

さすがに刺されるのはイヤなので、殺虫剤をバズーカ噴射。
なんとか駆除できたものの、戻ってきたパトロール隊がブンブン飛び回る。
そこで登場したのが「オニヤンマ君」。
自転車用に使っていたハチ・アブ除けグッズで、ヘルメットに貼り付けておいたもの。
この効果は絶大。
蜂たちはすぐに退散してくれました。登山やキャンプにもおすすめです。
とはいえ、DIYのおっさんがヘルメット被って作業してる姿はシュールだったかと(笑)

支柱の再利用と下地処理
解体後、既存の支柱を確認すると、過去のペンキ塗りでペンキの塊がこびりついていました。

これをスクレーパーで丁寧に削り取り、表面を平らに整えます。
汚れをウエスで拭き取って、ようやく下地準備完了。
この作業を怠ると、新しいフェンスが浮いてしまったり、固定が弱くなったりするので重要なステップです。
組み立て:ビス止めでしっかり固定
組み立ては既存のアルミ支柱にタッピングビスで固定していきました。
人工木材はビス止めがしやすく、タッピングビスなら下穴なしで一気に固定できるので時短効果抜群です。
メーカーでは接着剤固定も推奨されていましたが、私は以下の理由でビス止めにしました。
- 将来また解体する可能性がある
- 接着剤が固まるまで待つ時間がもったいない
長さが足りない箇所は、裏から残材をあて板にして補強。
隅部はL型金具を使い、裏面からしっかり固定しました。金具はホームセンターで数百円で入手可能です。
1人作業のコツと安全対策
本来、2人以上で作業するのが理想です。
1人が材料を押さえ、もう1人がインパクトで固定するスタイルが最も安全で早いです。
今回は息子の帰りが遅く、やむなく1人で奮闘。
途中、材料の保持に苦労しましたが、何とかやり切りました。
材料の切断には丸ノコを使用。
人工木材も木材と同じようにスムーズに切れました。
ただし、切りくずの飛散があるので保護メガネ必須。安全第一で作業を進めましょう。
所要時間とコスト:業者依頼の3分の1以下!
作業時間は約7時間(1人作業)。
インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具があれば、1日で完成できます。
使用頻度が少ない方は、ホームセンターの工具レンタルサービスを活用するのもおすすめです。
解体した木材は指定ゴミ袋に入れて、燃えるゴミとして処分。
処理場へ持ち込むより、手間もコストもかかりません。
もしこの工事を外構業者に依頼した場合、費用は今回の3倍以上はかかったはずです。
DIYならではの達成感と節約効果を実感できました。
まとめ:人工木材フェンスで長持ち&メンテ不要の塀に!
今回のDIYで、我が家の塀は見違えるようにきれいになりました。
人工木材にしたことで、今後のメンテナンス負担も激減。
そして、何より家族から「お父さんすごい!」と褒めてもらえたのが最高のご褒美です。

今回のDIYで学んだポイント
- 人工木材フェンスはDIYに最適。腐らず長持ち!
- インパクトドライバーと丸ノコがあれば作業効率が爆上がり
- 安全装備(保護メガネ・手袋)は必須
- 業者依頼の1/3の費用で施工可能
このDIY記事を読んで「自分もできそう!」と感じた方は、
まずは小さな範囲のフェンス修復からチャレンジしてみてください。
人工木材フェンスなら、手間もコストも抑えて「長持ちする塀」を実現できます。
最後までみていただいてありがとうございます
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