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暑い夏に、エアコンなしの工場で働くのは大変なことです。ただでさえ暑いのに、重労働や機械の熱で工場内の温度がさらに上昇することもありますね。「エアコンぐらい設置してくれよ」と文句もいいたくなりますが、工場全体での暑さ対策には莫大な投資と維持費が必要になります。その投資をすることで環境はよくなりますが、給料面での影響があることは想像できますよね。この記事では、エアコンがない工場で働く際の暑さ対策について詳しく解説します。
水分補給
定期的な水分補給
大量に汗をかく環境では、定期的な水分補給が必要不可欠です。1度に飲む量を増やすのではなく、150~200mlくらいを30分ごと(長くても1時間ごと)を目安に水を飲むよう心がけましょう。これはのどが渇いてなくても熱中症対策として守って下さいね。
電解質を含む飲み物
汗と共に失われる電解質を補うために、スポーツドリンクや塩分を含む飲み物を取り入れると良いです。ただし飲み過ぎには注意が必要で「ペットボトル症候群」になるリスクがあります。ペットボトル症候群とは、糖分を多く含む清涼飲料水を大量に摂取することで起こる急性の糖尿病の一種です。症状としてはきぶんが悪くなったり疲れやすくなったり。1日に飲む量は500mlくらいが目安です。水やお茶+塩飴で代用することもおすすめです。
自販機よりも
ドリンクは自動販売機で購入するよりも持参するのが出費を抑えられます。たとえばAmazonならお茶が60円/本くらいで買えます。もちろん「冷たいのが飲みたい!」っていいたいですよね。クーラーボックスやミニ冷蔵庫がおすすめです。
休憩
日陰や涼しい場所での休憩
休憩時には、できるだけ日陰や涼しい場所で過ごしましょう。涼しい場所で体を冷やすことで、熱中症のリスクを減少させることができます。
短くても頻繁な休憩
長時間の作業を避け、短い休憩を頻繁に取ることが重要です。これにより、体温の上昇を防ぐことができます。設備の修理などをしていると「はやく直さないと生産に影響が・・・」と思って休憩をとらずに作業を続けてしまいます。少しずつでいいので交代で休憩するようにしてくださいね。
工場内の環境改善
換気の徹底
窓やドアを開けて自然換気を促進し、少しでも工場内の熱を逃がすようにしましょう。換気扇や扇風機を使用して空気の循環を良くすることも有効です。扇風機設置のおすすめは「下から上」に向けることです。暑い空気は上に、冷たい空気は下にたまりますよね。少しでも冷たい空気を作業者に送りましょう。
個人用冷却グッズ
冷風機
作業する場所が決まっていない設備メンテナンス担当者の方へは充電式のミニ冷風機が便利です。設備の裏側などは熱がこもっていて灼熱ですから。
冷却タオルやアイスリング
首や額に冷却タオルやアイスリングを使うことで、体温を効果的に下げることができます。購入前に上司や会社サイドに持ち込み&作業中の使用許可を得てくださいね。
霧吹きや冷感スプレー
霧吹きや冷感スプレーを使用して、肌を直接冷やすことも暑さ対策に役立ちます。
インナーウェアで暑さ対策
暑い工場内で快適に過ごすためには、インナーウェアの選び方も重要です。適切なインナーウェアを選ぶことで、汗の吸収や蒸発を助け、体温の調節がしやすくなります。
冷感インナー
冷感インナーは、着用するだけでひんやりとした感覚を得られる特殊な素材を使用しています。これにより、体温の上昇を防ぎ、快適に過ごすことができます。
コンプレッションインナー
コンプレッションインナーは、筋肉をサポートしつつ、汗の吸収と蒸発を促進する効果があります。フィット感が高く、動きやすいのも特徴です。
スポーツ用インナー
スポーツ用インナーは、吸湿速乾性や通気性に優れているため、暑い工場内でも快適に過ごせます。特に、アスリート向けに開発された製品は高性能でおすすめです。
まとめ
エアコンがない工場での作業は厳しいものですが、適切な暑さ対策を取ることで、少しでも快適に過ごすことができます。通気性の良い服装や定期的な水分補給、短くても頻繁な休憩を心がけ、熱中症予防をしてください。暑い夏を乗り切りましょう (^_-)-☆
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アラフィフ生産技術の日常
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