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EXCELで元のデータはそのまま
指定した条件で並び替えた表を別に作成する方法を紹介します
EXCELのバージョンによってジャンプしてください
EXCEL2021,OFFICE365以降では便利なSORT/SORTBY関数
それ以前のバージョンの方は下方へどうぞ
EXCEL2021、OFFICE365で使えるSORT/SORTBY関数
サンプル
サンプルの表はこちら
獲得ポイントが多い順に並べ替えます
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 サンプル1](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/1-1.png)
SORT関数
SORT関数の使い方です
別に作成したい表の左上のセルに入力します
配列では並べ替えたい対象データ範囲を選択
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 配列を指定](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/2-3.png)
続いて並べ替えインデックス
これは何行目、または何列目のデータで並べ替えるかを指定します
配列で選んだ範囲の中での何行目、何列目を入力します
獲得ポイントで並べ替えるので2を指定します
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 並べ替えインデックスを指定](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/3-1.png)
並べ替え順序を指定します
省略した場合は「1」(昇順)になります
例では獲得ポイントが多い人を上位表示するので「ー1」を指定します
1 | 昇順(小さい順) |
-1 | 降順(大きい順) |
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 並べ替え順序を指定](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/5.png)
最後に並べ替え基準です
省略した場合は「FALSE」(行で並べ替え)になります
今回は「FALSE」行で並べ替えを指定します
TRUE | 列で並べ替え |
FALSE | 行で並べ替え |
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 並べ替え基準を指定](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/6-1-1024x326.png)
結果はこちら
SORT関数ひとつで並べ替えた別の表ができました(^^♪
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 SORT関数結果](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/6-2.png)
複数条件で並べ替えできるSORTBY関数
サンプルを少し変更しました
浅井さんと今村さんが同じ獲得ポイント
同ポイントの場合、昨年順位が上の人を上位とします
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 複数条件の場合](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/8-1.png)
SORT関数を使用すると表の上に記載されている浅井さんを上位に表示します
そこで複数条件の指定ができるSORTBY関数を使用します
配列では並べ替えるデータ全体を選択
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 配列を指定](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/9.png)
基準配列では対象となる配列を指定します
獲得ポイントの「C3:C9」です
SORT関数では「何列目/何行目」での指定なので間違いやすいですね
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 基準配列を指定](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/10-2.png)
並べ替え順序は獲得ポイントが多い人が上位ですので「-1」(降順)を指定します
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 並べ替え順序を指定](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/11-2.png)
2つ目の条件を指定します
基準配列2では昨年順位ですので「D3:D9」を指定
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 基準配列2を指定](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/12-2.png)
並べ替え順序2では昨年順位の値が小さいほど上位なので「1」(昇順)を指定します
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 並べ替え順序2を指定](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/13-1.png)
結果はこちらです
同ポイントの今村さん、浅井さんの判定も正しくできていますね
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 SORTBY関数の結果](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/14-1.png)
SORTBY関数の注意点
SORTBY関数では行方向の並べ替えのみ対応しています
その場合は行列を入れ替えるTRANSPORT関数が便利です
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 TRANSPORT関数](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/16.png)
以前のバージョンで元の表はそのままで並べ替えた表を作る!
サンプル
サンプルの表はこちら
獲得ポイントが多いほど上位、同じポイントなら昨年順位が上の人が上位とします
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 サンプル2](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/1-3.png)
RANK.EQ関数で順位を求める
RANK.EQ関数を使うと順位が求められます
指定方法は
RANK.EQ(数値,参照範囲,順序)
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 RANK.EQ関数](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/2-6.png)
上の画像を例に紹介します
F3のセルに入力したのは
数値(C3)は参照(C3~C9)の中で降順(大きい順)に何番目?
という意味です
ちなみに最後に指定した順序の指定方法はこちら
0 | 降順(大きい順) |
1 | 昇順(小さい順) |
F3のセルに入力&確定したあとでF9までコピーします
獲得ポイントの多い順番が求められました
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 RANK.EQ関数結果](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/3-4.png)
獲得ポイントが同じ浅井さん、中村さんは同じ順位で表示されています
5位が2名いるので6位が欠番ですね
RANK.AVGもあります
RANK.EQと似た関数にRANK.AVG関数があります
書式はRANK.EQと同じ
同じ順位のときの結果がちがいます
その結果はこちら
5位と6位の平均なので「5.5」という結果です
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 RANK.AVE関数](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/5-3.png)
はっきりいってRANK.AVGが活躍する場面が思い浮かびません
便利な使い方をご存じでしたら教えてください(^_-)-☆
同順位をCOUNTIFS関数で順位付け
同じ獲得ポイントの人を順位付けする方法です
昨年順位が上の人を上位にします
COUNTIFS関数を使いましょう
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 COUNTIFS関数](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/6-5.png)
書式はこちらです
=COUNTIFS(検索条件範囲1,検索条件1,検索条件範囲2,検索条件2,・・・・・)
H3に入力した上の例で説明します
検索条件範囲1 | $C$3:$C$9 |
検索条件1 | C3 |
検索条件範囲2 | $D$3:$D$9 |
検索条件2 | “<“&D3 |
1. $C$3~$C$9の中でC3と同じ値を探す
2. 同じ値があった場合、$D$3:$D$9の中でD3より大きいものを1としてカウントする
H3の内容をH9までコピーします
結果はこちら
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 COUNTIFS関数結果](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/7-4.png)
獲得ポイントでは同じ浅井さん、中村さん
COUNTIFS関数で昨年順位が上位の中村さんは「0」、下位の浅井さんは「1」が入りました
RANK.EQの結果とCOUTIFSの結果の合計が順位になりますね
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 最終順位](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/8-4.png)
順位で並べ替えた表を作る
順位で並べ替えた表を別に作るにはVLOOKUP関数を使用します
そのまえに1つ大事な作業をしましょう
最終順位をA列に移動またはコピーします
理由はVLOOKUP関数では一番左にある値をベースにするからです
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 一番左に順位](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/9-4.png)
A15:A21には1~7の順位を入力しています
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 VLOOKUP関数](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/10-6.png)
=VLOOKUP(A15,A3:D9,2,FALSE)
の例で紹介します
検索値 | A15 |
範囲 | A3:D9 |
列番号 | 2 |
検索方法 | FALSE(完全一致) |
A3:D9の範囲の一番左の列(A列)でA15と同じ値(完全一致)を求める
同じ行で2列目の値を返す
という意味です
B15をD15までコピーします
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 コピーしたら](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/11-5.png)
獲得ポイント、昨年順位にも名前が入ってしまいました
理由は列番号「2」がC,D列にも適用されたためです
手入力で修正してもいいですが、関数を使えば簡単です
COLUMN()関数を使用します
COLUMN()関数は現在の列番号を返す関数です
列番号「2」の代わりに「COLUMN()」を入力します
これなら修正の必要はありませんね
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 COLUMN関数](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/12-5.png)
あとは21行目までコピーしたら完了です
![【EXCEL】元の表はそのままで並び替えた表を作る方法 完成](https://seigi-ojisan1972.com/wp-content/uploads/2024/01/13-4.png)
まとめ
自分にあった方法で並べ替えてくださいね
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