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富士スピードウェイでママチャリGPが開催
2022年1月8日、富士スピードウェイでママチャリレースが開催されました。
第14回ママチャリ日本グランプリ
富士スピードウェイ ママチャリGPの参戦クラス
車両はガチのママチャリです。
僕のクロスバイク風カゴ付き自転車(ルック車)ですら使用禁止。
クラスは
・ママチャリクラス(標準)
・ラブラブクラス(男女カップル2名)
・ハイブリッドクラス(電動アシスト付き)
の3クラス。
ラブラブクラス以外は3名以上、10名以下でのエントリー。
参加費用は1チーム20,000円。
そのほかに入場料金が1,100円/人(高校生800円/人,中学生以下無料)必要です。
ゆるゆるのイベントですので保護者付きであれば未成年者も参加可能。
走行時間は6時間耐久です。
さらにレギュレーションによりママチャリのサドルの位置は限界まで下げなければならない。
足が縮んだ状態での走行になるのでしんどいのは必至。
富士スピードウェイ コース紹介
富士スピードウェイといえば4輪のレースの特に力を入れられていてSUPERGTなどが有名です。
こちらをご覧ください。
私も20年以上前にオートバイで走行しましたがコースレイアウトが変更となっています。
PS4のグランツーリスモで走って
「え?知らんコースやん!」
ってなりました(笑)
富士スピードウェイのコース図はこちら。
時計回りでの周回。
1周、4,563mで勾配が最大下り10.05%/最大上り8.88%。
このコースをママチャリで疾走するのはかなりきつそうです。
1.4kmのホームストレートなんて近くのコンビニ行くより遠いですもんね(笑)
富士スピードウェイの所在地は
静岡県駿東郡小山町中日向694
車で富士スピードウェイへのアクセス
・東名高速 御殿場ICまたは足柄スマートIC
・新東名高速 新御殿場IC
・中央高速 河口湖IC → 東富士五湖道路 須走IC
が富士スピードウェイの最寄りのインターチェンジになります。
参加申し込みは12月15日まででした。
富士スピードウェイ ママチャリGPに必要なもの
富士スピードウェイ ママチャリGPに参戦するために必要なものを紹介。
走行する時に必要なもの
・ガチのママチャリ
・ヘルメット(工事用ヘルメットは不可)
・手袋(軍手でも可)
・長袖+長ズボン
走行しない間に必要なもの
・マスク(このご時世ですから)
・防寒具(公式サイトには「エスキモー並みの装備を推奨」とありました)
・エネルギー源(寒いのでカップラーメンやコーヒーなどを)
・暖房器具(ピット内は不可ですがピット裏のテントエリアでは使用可能)
富士スピードウェイ ママチャリGPで求めるもの
富士スピードウェイのママチャリGPは速さだけを求めるイベントではありません。
トップでチェッカーを受けることを目標に参加されている方もたくさん。
そうではなく、速さ以外に仲間でわいわい楽しむのもひとつの楽しみ方。
自転車のカスタムやコスプレ、どう考えてもしんどいだけやろと言いたくなるようなものも。
私は普通にジャージで参加しましたがコスプレの方に上り坂でちぎられるとかなりの屈辱感が(笑)
富士スピードウェイ ママチャリGPレースまでの流れ
参加受付は7時までのスケジュール。
5時半ごろに富士スピードウェイに到着しました。
割り当てられていたピットの近くに車を停めてママチャリを降ろします。
今回は万一の事も考えて2台のママチャリを準備してきました。
本番用のメインママチャリは娘のもの。
車重を測定したところ、20kgありました。
この富士スピードウェイというコース、ママチャリの車重が恐ろしくものをいう事をこの時点ではまだ知りませんでした。
メインママチャリとして娘の通学用自転車(アルベルト)を投入。
娘からは「壊さんといてや!」と釘をさされました(笑)
メインママチャリ、スペアママチャリをもって受付へ。
受付と言っても参加誓約書を提出し、計測器を受け取るだけ。
続いてママチャリの車検です。
いろいろ細かく見られるのかと思ってました。
見られたのはハンドルの高さくらい。
車検終了するとそのまま富士スピードウェイメインストレートへコースインしてママチャリをグリッドに並べます。
早い者勝ちシステムですね。
すでにかなりのママチャリが並べられていました。
並べられたママチャリを見てると中には倒してあるものも。
軽量化のためにスタンドを取り外したんでしょうね。
きっとガチの人です。
他には目立つ事にすべてを捧げたママチャリも。
楽しみ方も皆さんいろいろです。
この富士スピードウェイのホームストレートですが、出入りする所が1番ピット前とピットロード終わりだけでした。
1.4kmある富士スピードウェイのストレートですからグリッドへのアクセスが大変です。
ピットウォールを乗り越えている人もいましたが、アラフィフの私には危険です。
この時間帯、気温が1度。
ピットロードは凍結してます。
超寒い中、8時から準備運動のためにみんなでラジオ体操。
凍結してるのでジャンプのところでは転倒しちゃう人がいるのではと期待、じゃない心配しました。
メインママチャリの準備も進めます。
サイクルコンピュータとビデオカメラを装着。
走行中の楽しみと思い出作りです。
8時30分からスターティングライダーはスターティンググリッドに整列開始。
一番ピットロード側に並べてたおかげでスタートまでメンバーとおしゃべりしながら過ごせました。
富士スピードウェイ ママチャリGP レース開始
9時になっていよいよ富士スピードウェイ ママチャリGP 2022(第14回)が開始されます。
うちのチームは4人編成。
作戦はひとり3周で交代と決定。
スタートして1コーナー手前でセーフティカーが行く手を阻んでいます。
200台以上のママチャリが富士スピードウェイの1コーナーに並走で突入したら大惨事発生確実。
賢明な処置だと思います。
しかし、目を三角にした人が狭いスペースに無理やり割り込んできます。
わがチームの目的は「怪我無く笑ってレースを終える事」ですのでこれは危険と判断。
思わず「無理やり寄ってきたら危ないがな!」と叫んでしまいました。
その人はそのまま下がっていってくれたので一安心。
6時間もあるので数メートル前に行ったところで大差ありませんし安全第一で楽しみましょう。
1コーナーを回ってすぐに下り坂となり漕がずに進むママチャリ。
ここでセーフティカーは爆速で彼方に消えていきました。
そのあとヘアピンのアドバンコーナーできつめの上りになるもののそれ以外はほぼ下り&フラット。
そのつけは最後にやってきます。
コース図の左のくねくねした区間、T3セクターが超上り坂。
立ちこぎで必死に上ります。
あきらめて自転車を押して歩く人も続出。
「もうこれで上り坂終わりやろ」
と思ってもさらに続く上り坂。
必死で漕いでも進まない。
その中をスイスイと上っていく人もいます。
「なんかインチキしてるんじゃないの」
と疑ってしまう自分の弱さ。
富士スピードウェイ恐るべしです。
この区間、そうとうママチャリの車重が影響します。
スタンドすら外して軽量化してたママチャリ、正解です!
かろうじてホームストレートに到達。
やっと1周完了です。
次々と先行するママチャリがピットインしていきます。
「え?みんな1周交代なの?」
このあたりが14回目ともなるママチャリGPに初参加したものとの経験の差か?
3周交代と決めた以上、頑張ろうと必死でママチャリを走らせ、なんとか3周完走。
30分毎に更新される途中経過を走行終了後に見ましたが73位。
ラップタイムは12分くらいかな?
コースレコードの8分台なんてバケモノです。
うちのチームは
・50代 普段運動してないAさん
・49歳 自転車ダイエットしてる私
・30代 ロードバイク乗りのMさん
・20代 若さが自慢のSくん
の4人。
私とロードバイク乗りのMさんはコース後半の上り坂をママチャリに乗ったまま上れました。
残りの二人は押し歩き。
それだけでも富士スピードウェイの後半T3セクターのきつさがわかってもらえるかと。
ロードバイク乗りのMさんですら
「ママチャリはロードバイクと使う筋肉が違う」
となげいていました。
それでもラップタイムは11分台でチーム最速を記録、さすがです。
さらに私たちママチャリライダーを苦しめるのはレギュレーションでサドルの高さを下げている事。
上り坂で必死に立ちこぎ→ちょっと休憩とサドルに座る→まったく休憩にならない(+_+)
このレギュレーションを考えた富士スピードウェイのスタッフさん、鬼です!
こちらの動画はうちのチームのママチャリ車載カメラ映像です。
ほぼ無編集ですので長いです。
1周だけでもご覧ください。
結局、私とロードバイク乗りのMさんが各8周。
若さが自慢のSくんが7周。
運動してないAさんが3周。
の合計18周でママチャリGPの6時間を走り切りチェッカーフラッグ。
目標だった「怪我無く笑ってレースを終える」を達成。
レースも終わったからお土産買って帰ろうかと言ってたら
「トロフィーもらえるらしいよ」
と教えてもらいました。
200台以上参加の中、80位でトロフィーもらえました。
参加者全チームもらえるんですね。
これは嬉しいです。
富士スピードウェイ ママチャリGP、ものすごく楽しいレースで遊ばせてもらいました。
「来年も出ようよ」
と声をかけたら、運動してないAさんだけは
「二度とこない!」と(笑)
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