工場の改善提案がめんどくさい!めんどくさいがポイントです

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工場の改善提案がめんどくさい!めんどくさいがポイントです 改善活動
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工場で働いていると「改善提案」を要求されます。
「年間で〇件の改善提案を提出すること」とルール化されている会社も。
改善提案、めんどうくさいですよね!

改善提案のメリット

改善提案の会社側のメリット
業務の効率化、収益向上、品質向上、安全性向上など。

提案した従業員のメリット
数百円の報奨金・・・((+_+))。

従業員からすると
✓ めんどくさい
✓ メリットない
✓ 書くことない
など不満がいっぱい。

逆に改善提案を出さないデメリット。
✓ 上司からの心象悪化
✓ 賞与、昇給の査定にマイナスポイント
✓ 昇進の遅れ

メリットはなく、デメリットだらけ。
だれもがめんどくさいと思って仕方がありません。

しかし、デメリットだけは最低限回避したいですね。

工場の改善提案がめんどくさい!めんどくさいがポイントです メリット、デメリット

改善提案の見つけ方、「めんどくさい」が改善ポイント

じつは「めんどくさい」こそ改善のポイント。
✓ なんでこんなにたくさんの道具使うんだ
✓ いちいち道具を取りにいくのがなんとかならんか?
✓ 使いたい工具が見つからない
✓ 監督者を呼びたいのにどこ行った?
✓ 俺ばっかり忙しい気がする
など。

不満こそが改善提案のポイントです。

世の中にある便利グッズ。
それらはすべて「楽に出来ないか?」から生まれています。
灯油をポリタンクからストーブに給油するときに使う「シュポシュポ」。
これも母が醤油を一升瓶から醤油さしに移し替える姿を見たDr.nakamatsuが考案したのは有名なはなし。

「ちょっとでも楽にしたい」は大事な着眼点。
自分が解決策を見つけなくてもチームのだれかが考えつくかもしれない。
解決策を見つけた人だけがすごいのではなく、「めんどくさい」を見つけた自分もすごいんです!

「いつもこうだから仕方ない」じゃダメ!

「いつもこうだから」で終わらせない。
ちょっとでも「楽に、早く、正確に、安全に」できるようになれば改善提案になります。

あなたの提案を「収益に関係ないから」と終わらせるような上司ははっきり言って「ポンコツ」です!

ネック工程でなくても作業者Xの作業が早くなれば作業の割り振りを見直すことが可能になったり疲労軽減になったり。

改悪にならない限り、改善して悪くなることはありえないです!
だって、「改善」なんですから。

「50センチ離れた場所にある道具を20センチの場所に移動して指定席化した」
これだけでも改善です。
まちがいなく楽に、早くなるんですから。

工場の改善提案がめんどくさい!めんどくさいがポイントです 改善ポイント見つけ方

改善提案の注目ポイント

改善提案を見つけるポイント。
✓ 現状をベストと決めつけない
✓ 楽に、早く、正確に、安全にする方法を探す
✓ 失敗があったら再発防止を検討、実施
✓ 現状調査を実施する(使用量低減、ネック原因調査、待ち時間の削減など)
✓ 作業員の声を聞く(やりにくいことない?なにが負担になってる?など)

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ

まとめ

もっとも大事なのは「作業員の声を聞く」です。
最初は「いつもと変わらない」と言っていた作業員も聞き取りの回数を増やせば意識が変わってきます。
「そういえば、〇〇〇ていう機種のときだけNG判定が多いんだよね」など困りごとが聞けますよ♪

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